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制作の裏側から見える、伝え方のヒント

ジャーナルデザイン
ジャーナルデザイン

完成した映像やデザインを見ると、最初からその形を目指して一直線に作ったように見えることがあります。

でも実際の制作は、そんなにきれいには進みません。

一度作ってみる。
少し違和感がある。
戻す。
削る。
順番を変える。

その繰り返しです。

映像なら、撮影したカットを全部使いたくなることがあります

せっかく撮ったから。
きれいに撮れたから。
苦労して撮影したから。

でも、完成した映像に必要かどうかは別の話です。

伝えたいことから外れるなら、思い切って使わない。

デザインも同じです。

色を足した方が目立つのか。
文字を大きくした方が伝わるのか。
写真を増やした方が分かりやすいのか。

良くしようとして足していくうちに、逆に一番伝えたいものが見えなくなることがあります。

そんな時は、一度減らしてみます。

何を残すか。
どこまで説明するか。
どこに視線を集めるか。

制作の途中では、こういう小さな判断を何度も繰り返します。

見る人には、その過程はほとんど見えません。

でも、完成したものが自然に見える時ほど、その裏では細かい調整が積み重なっています。

派手な工夫より、少し削ること。

新しいものを足すより、順番を変えること。

それだけで伝わり方が変わることがあります。

「もっと何かを加えないと」と考える前に、
「今あるものの中で、本当に必要なのは何か」「不要なものは何か」を見直してみる。

制作をしていると、そんなことをよく感じます。

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