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映像は撮る前に半分決まります

北神戸乗馬倶楽部に昇る太陽を空撮
北神戸乗馬倶楽部に昇る太陽を空撮

映像制作というと、カメラやドローンで撮影している時間が一番大事に見えるかもしれません。

でも実際には、撮る前の段階でかなりの部分が決まります。

誰に見てもらうのか。
何を一番伝えたいのか。
どんな印象を持って帰ってほしいのか。

ここが曖昧なまま撮影を始めると、きれいな素材はたくさん撮れても、編集の段階で迷います。

「このカットは必要なのか」
「どこから始めれば伝わるのか」
「結局、何を見せたい映像だったのか」

素材が多いほど、判断が難しくなることもあります。

だから撮影前に、ある程度完成形を頭の中で組み立てます。

最初に何を見せるか。
途中でどんな変化を入れるか。
最後に何を残すか。

ドローンを使う場合も同じです。

空から撮れば、それだけでいい映像になるわけではありません。

どの高さから撮るのか。
どの方向から入るのか。
地上の映像とどうつなぐのか。

現場に着いてから考えるのではなく、撮影前にできるだけ整理しておきます。
私だけしか解読できない、謎のスケッチを書き起こしたものを見ながら当日撮影しています。

謎のスケッチ
実際に撮影前に書いているラフスケッチ。
撮影位置や動き、光の方向などを事前に整理しています。

もちろん、現場では想定していなかった景色や出来事に出会うこともありますし、その場で予定を変えることもあります。

ただ、最初に軸があるからこそ、予定外のものを取り入れても全体がぶれにくくなります。

撮影技術や機材も大切。
でも、それ以上に「何を撮るか」と「なぜ撮るか」を決めること。

映像は、カメラを回す前からもう始まっているんですね。

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